移動ロボットは何ができるのか？自動運転スマートビークル「myAGV」が答えます

世界最小の6自由度移動ロボット、 myAGVが登場します！アップグレード後、myAGVはmyCobot 、 myPalletizer 、 mechArmと組み合わせることができます。

エレファント・ロボティクスは2016年以来、 myCobot 、 myPalletizer 、 mechArm 、そして新型双腕ロボットmyBuddyなど、多くの協働型ロボットアーム製品を発売してきました。しかし、固定式のロボットアームでは、より多くの用途のニーズを満たすことができません。ロボットが物体を拾い上げ、それを長距離運搬する能力を持つことは非常に有益です。そこでエレファント・ロボティクスは2021年にmyAGVを発売し、非常に好調な販売を記録しました。8月には、より多くの用途に対応するために、myAGVの性能向上と機能追加を行いました。

1. ハードウェアのアップデートと二次開発サポート
金属フレームを採用したフルラップ設計により、myAGVはよりコンパクトで堅牢な構造を実現しています。内蔵のと分割構造により、ユーザーは分解してDIYロボットを開発できます。狭い空間での移動が求められるため、直線的な力しか出せない従来の車輪は適していません。そのため、 myAGVには競技レベルのメカナムホイールが搭載されており、全方向への移動をサポートすることで、より柔軟かつ広範囲な動作を可能にします。

myAGVの頭部にはカメラが内蔵されており、物体認識、画像認識、位置検出などをサポートします。背面にはIO、HDMI、USB 2.0、ネットワークインターフェースなど、複数のインターフェースが用意されており、ユーザーはmyAGVでより多くの成果を上げることができます。例えば、IOインターフェースを介してセンサーと接続し、モバイルディテクターとして活用したり、センサーの機能やマルチセンサーフュージョン技術を習得したりできます。Raspberry Piを搭載しており、キーボードとマウスをUSBインターフェースに、ディスプレイをHDMIに接続することで、 myAGVを直接プログラミングできます。また、myAGVの両側には2つのマガジンが搭載されており、バッテリー容量を拡張して稼働時間を延ばすことができます。

myAGVの可搬重量は2kgで、ロボットアームと連携して作業するロボットプラットフォームとしてだけでなく、様々な箱を運搬・輸送する貨物ロボットとしても使用できます。また、 myAGVには車輪の回転性能をエンコードするホール効果センサーが搭載されており、最高速度は毎秒0.9メートルに達します。

2. 組み込みアルゴリズムとサポート
myAGVは、GmappingとCartographerアルゴリズムを内蔵しており、リアルタイムスキャンとマッピング、自動経路計画、衝突回避機能を備えています。自律走行においては、myAGVが自身と周囲の環境に対してどの位置にいるのかを把握することが重要であるため、 myAGVにはLiDARモジュールが搭載され、レーザー光線の送受信を行っています。このデータはSLAMアルゴリズムに入力され、ロボットが周囲の環境内でどの位置にあるかを判断します。さらに、myAGVはシミュレーション開発環境ROSをサポートしています。ユーザーはROS環境において、ロボットビジョン、ロボット間通信、視覚追跡、SLAMナビゲーション、基本的な移動など、カメラを使った様々な人工知能アプリケーションや研究を学習できます。

3. 複数の操作方法
myAGVのRaspberry Piシステムは、M5 Stack版とPi版の両方のロボットアームに接続でき、無線通信もサポートしています。そのため、myAGVはmyCobot 、 myPalletizer 、 mechArmと組み合わせて動作させることができます。Elephant Roboticsのロボットアームは、グリッパー、吸引ポンプ、各種センサーなど、複数のアクセサリと連携することで、周囲とインテリジェントにインタラクションすることができます。また、ロボットアームの動作範囲が限られているという問題も解決されます。

さらに、 myAGVはコンピューターによる制御に加え、PS4コントローラーなどのワイヤレスゲームパッドによる制御もサポートしています。これにより、ロボットの制御や、myAGVとロボットアームを1つのコントローラーで同時に制御するなど、複数のロボットによるリアルタイム連携を実現する際に、ユーザーにとってより便利になります。

ロボット工学に不慣れで、個人用または産業用のプロトタイプを迅速に作成したい個人開発者にとって、 myAGVは手頃な価格で多機能なロボットプラットフォームとして最適な選択肢です。日常生活において貨物ロボットとして多くの利便性をもたらすだけでなく、移動ロボットの構造、電気原理、モーター制御の学習など、ロボットに関する探求の優れたアシスタントとしても役立ちます。

マーケティング＆セールスチーム

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